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あなたの「ド」はどんな音？
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こんにちは、かがわりょうこです。
前のコラムご紹介した洋書版「バイエル」は見つりましたか？

さて、楽譜を手に入れたら早速弾いてみましょう！といいたいところですが、
ちょっと一呼吸して、解説を読んでみてください。イイこと書いていたりするんですよね、
これが。特に独学の皆さんにとっては、これぞ先生の言葉。

バイエルピアノ教則本・ハノンピアノ教本など、いろいろありますが、「バイエル」「ハノン」は人の名前です。ですから、バイエル先生、ハノン先生、に習っていると思ってみては？
同じ時代に先生から習うことは出来ませんでしたが、彼らが私たち生徒に伝えたかった言葉を聞いてみようという気持ちを持って、長い時を超えて伝えられてきた貴重な教本を楽譜立てに置いてみましょう。

さ、それでは鍵盤に指を載せてください。どんな音を最初に鳴らしましょうか。
「ド」の音にもいろんな音があります。やさしい音、かわいい音、力強い音。
あなたはどんな音を出そうと思っていますか？
想像しましょう。「こんな音を出したい」って。この一つ一つの音が連なって音楽になります。大切なのはイマジネーション。それを周りに伝えられるって素敵なことですね。

例えば「バイエル」の最初の楽譜はとても単純な音です。でも、それをゆっくりと音を楽しみながら弾ければ、あなたもきっとすばらしいピアニストになれますよ。

これぞ自分が思っていたピアノの「ド」！だっ。っていう音が出たら、
私にも教えてくださいね。ご報告お待ちしています。

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