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夢見るピアノ「超」入門:1
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前回から始まりました、夢見るピアノ「超」入門。前回は、ピアノの前にどうやって
座るか、手はどのようにして置くか、というお話でした。
今回は、それを実践してみましょう。
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第1章−1:右手でメロディを弾こう(その2 5本の指で)
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私たちの手には5本の指があります。ピアノの鍵盤は88鍵。
これから「5対88の戦い」(笑)が始まるわけですが、そのための超ベーシック、5本の指を鍵盤に素直に置いて、ピアノの鍵盤を5音分弾いてみましょう。
まず覚えていただきたいのは、指の番号。
バレエにも1番、2番・・・とポジション番号があるように、ピアノにも基本となる指番号があります。
両手とも親指から「1.2.3.4.5」
“両手とも”というのがミソです。
通常、楽譜では音符の真上か真下に小さく書いています。
たった5本の指で88もある鍵盤上できれいな音を弾くには、デタラメに指を使うより、ある規則に則った指番号の指示に弾くほうが断然ラクでしかもうまく行きます。
今回は、その第一歩!
カンタンな楽譜を用意しました。
とにかく弾いてみましょう。
手の形は自然に丸くする感じで、鍵盤の上に置きます。オバケだぞ〜〜!のように手首が上がらないように気をつけます。
丸くなった手から伸びている指と鍵盤の位置関係はほぼ直角。親指は指の下側面が鍵盤に触れるようにね。
早速「ド」を探して、順番に弾いてみましょう。
ど、れ、み、ふぁ、そーーー | そ、ふぁ、み、れ、どーーー|
もう一つ、弾くコツは、
弾いている指へと重心を移していくことです。
さて、「ド」から始まる楽譜が弾けたら、次は「ソ」を探してそこから弾いてみましょう。
そ、ら、し、ど、れーーー |れ、ど、し、ら、そーーー|
話しは逸れますが、「ソ」から始まっているけど、
「ど、れ、み、ふぁ、そーーー」と聴こえる方、あなたは相対音感の持ち主と言えます。
それなら話しが早い!
続いて「レ」から、「ファ」から、「ラ」から、「ミ」から・・・と始まる音を変えて、それぞれ「ど、れ、み、ふぁ、そーーー」と音が鳴るように音を探りながら弾いてみましょう。
どこかの音を弾くと「あれ?ちょっと違うぞ」と思うところが出てくるハズ。
そうなったらその音の近くの黒鍵を触ってみてください。
(ヒントは楽譜に書いています。)
止まらずにすらすらと弾けるようになったら、このレッスン、合格です★
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