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ＢＧＭ一考
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以前借りていたオフィスは面白いところで、大阪市の設備の一部ということもあり、
区切りの時間にいろんな音楽が流れてきます。

朝の音楽に始まり、お昼休憩の音楽、体操の時間の音楽、お帰りの音楽。
時計を見なくても時間がわかって便利だなぁと思っていましたが、お昼休憩の音楽については、ちょっと困ったことが。

そのテーマミュージックは島倉千代子さんの「小鳥が住む町」という曲なのですが、
実はこの曲、大阪市のゴミ回収車から流れるBGMに使われているものなのです。

子供の頃から慣れ親しんだ「ゴミの歌」が昼食時に流れる・・・。
頭の中にはゴミ回収車の「ごぁ〜〜〜ん・・」という音とゴミ袋の映像が浮かび、
初めてこの曲をオフィスで聴いたときのショックはかなりのものでした。
食べている時にゴミの歌。強力に私の味覚にダメージを与えてくれています。


音楽はいろんな角度から人に刺激を与えているものなのだなぁと、
改めて思い知らされていますが、さて、皆さんにとって「美味しい音楽」って何ですか？

高級レストランに流れるクラシックや、バーで流れるＪＡＺＺ以外にも、
石焼き芋の車から流れる「ぽぉ〜〜〜〜」だったりするかもしれませんね。

街には本当に色んな音楽が流れています。どこかしこも、という感もあり、
時折はうんざりすることもありますが、その音が風景やあなたの五感に繋がっていると考えると、また新しい発見があるかもしれませんね。


毎日の風景に流れる、何気なく聞き流している音楽にちょっと耳を傾けてみませんか？

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